【s22使用構築】追憶のSandgrass 【最高2040 最終2006】【最終249位】
【結果】
TN Epitaph 最高2040 最終2006 最終249位
【使用構築】
【構築コンセプト】
・サイクル+ステルスロック+積み
・全ての禁伝に対等に戦えるようにする
【構築経緯】
フェアリーのいない構築(特に受けループ)、選出に対して高い制圧力を持ちながらダイマックスが消えたことでマークが薄くなっていると感じた竜舞珠ドラパルトと、ミラー以外のフェアリーに対して強いザシアンの並びが攻めの相性補完に優れていることに注目。ドラパルトには使いづらくなったゴーストダイブの枠にバトンタッチを採用し相手がフェアリーを選出していればザシアンに竜舞バトンを繋いでザシアンで制圧、していなければそのままドラパルトを通す、という動きが強力だと思いこの2体から構築を組み始めた。
次にこの2体と選出する起点作りとして、電気の一貫を切ることができて砂と吹き飛ばしが優秀なカバルドンと、黒バドの一貫を切ることができるガオガエンを採用。
この4体では地面の一貫があり水タイプが重いので最低限のメタモン対策にもなるアッキサンダーと、選出画面での圧力が高くグラスフィールドの構築との相性の良さを評価して鉢巻ゴリランダーを採用し構築が完成した。
【個別解説】
カバルドン@オボンのみ
性格:腕白
特性:砂起こし
実数値:215-132-179-x-100-67
努力値:252-0-196-×-60-0
○調整
・H-B:A244ザシアンの巨獣斬をオボン込みで96.1%で2回耐え
・H-D:C216ムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲を93.7%で耐え
起点作り1。
電気の一貫を切れる起点作りというだけならラグラージ等も該当するが砂による削りやヌケニン耐性と吹き飛ばしを評価してカバルドンを選択。ザシアンに対して1回の後投げは保証されているのが特に強力だと感じた。
ザシアン@朽ちた剣
性格:意地っ張り
特性:不撓の剣
技構成:巨獣斬/じゃれつく/インファイト/剣の舞
実数値:181-244-116-×-117-185
努力値:108-252-4-×-12-132
○調整
・H-B:A244ザシアンの+1巨獣斬を確定耐え
・H-D:C217黒馬バドレックスの眼鏡アストラルビットを11/16耐え(目安)
・A:特化
・S:準速ムゲンダイナ+3
・B<D
禁伝枠。
自分で使っておきながらアッキサンダーで詰みたくなかったのでカバガエンとの相性も良い剣舞+日食ネクロズマに最も戦えるインファイトの構成で採用。
眼鏡アストラルビットの乱数をかなり甘えているが、これは黒バド側は基本的に先にゴツメ持ちに引いて削りを入れてくることから耐久が高くて得をすることはどこかであっても調整自体はあまり意味をなさないと考えAとSを優先して配分したため。
サンダー@アッキのみ
性格:図太い
特性:静電気
技構成:放電/暴風/身代わり/羽休め
実数値:197-×-150-145-110-121
努力値:252-×-252-0-0-4
○調整
・HB振り切り
3割運ゲポケモン。
メタモン対策かつドヒドやヌオーに勝てる必要があったので身代わり持ちのアッキで採用。性能の安定しないポケモンではあるが優秀な耐性と最低限のメタモン対策が必要だったことからこのポケモン以外考えられなかった。
ドラパルト@命の珠
性格:やんちゃ
特性:クリアボディ
技構成:ドラゴンアロー/大文字/竜の舞/バトンタッチ
実数値:175-189-95-120-85-183
努力値:92-252-0-0-0-164
○調整
・H:16n-1
・A:ドラゴンアロー×2でHBヌオーが71.26%で落ちる(ステルスロック込みで99.82%)
・S:準速ムゲンダイナ抜き
構築の始点。枠としては崩し枠にあたる。
ザシアンがフェアリーを抑制するのもあってこいつをなめられた選出が多く、竜舞バトンで勝つよりこのポケモンを通して勝つ試合が想像以上に多かった。とはいえバトンタッチのおかげでフェアリーを気にせずに選出できたのが大きかったので採用自体は間違っていなかったと思う。
ガオガエン@食べ残し
性格:慎重
特性:威嚇
技構成:地獄突き/守る/捨て台詞/蜻蛉返り
実数値:202-135-111-×-156-71
努力値:252-0-4-×-252-0
○調整
・A:蜻蛉返り+ゴリランダーのグラススライダーがB4振り黒バドレックスにフィールドの回復込みで174〜
・HD振り切り
・S個体値12
黒バドの一貫を切れる起点作り。
技構成はあらゆる技を切ったパターンを試したが、黒バドを第一に意識したポケモンであることを踏まえて悪技+守る+蜻蛉返りの3つを確定とし、悪技は身代わり持ちの黒バドが絶滅したことからバークアウトではなく地獄突きを選択。最終日さざめき珠ウルガに地獄の苦しみを与えて勝つことができた。
最後の1枠は挑発と捨て台詞で悩んだが起点作りとして採用した側面もあることから捨て台詞を選択したが、最終日は挑発が欲しい試合のほうが多かったように思う。
炎耐性が偉くウルガやヒトム入り等黒バド以外にも投げる機会はあった。
S個体値は適当。
ゴリランダー@拘り鉢巻
性格:意地っ張り
特性:グラスメイカー
技構成:ウッドハンマー/叩き落とす/グラススライダー/蜻蛉返り
実数値:177-194-113-×-91-133
努力値:12-252-20-×-4-220
○調整
・H:16n+1
・H-B:A156ウオノラゴンの先攻エラがみ+後攻エラがみを確定耐え(目安)
・H-D:C202カイオーガの冷凍ビームを93.7%で耐え
・A:振り切り
・S:準速マンムー抜き
オーガ軸を代表に重い水に圧力をかけられる点を評価して採用。
チョッキの採用も検討していたが、ガオガエンの蜻蛉+鉢巻グラスラで黒バドがほぼ確定で倒せる(=ガオガエンが黒バド対面蜻蛉返りが安定行動になる)ことに気付いてからは鉢巻で使い続けた。襷マンムーが重かったのでS振り+蜻蛉返りを採用し蜻蛉ザシアン投げの動きで安全に処理できるようにした。
【選出】
ザシアン+クッション+通りのいいやつ
+❴or❵+❴oror❵
9割これ
【反省点】
・使用者が下手すぎてミラー大体負け
【感想】
構築の見た目、完成度共に前期より自信があったが上記2点があまりにも致命的で微妙な結果に。ミラーの立ち回り方が自分の中で確立できず毎回雰囲気でやっていたのが良くなかった。
適宜修正、追記します。