【s14使用構築】鎧袖一触グロスクチート【最高最終2114 49位】【2ROM2100】
【はじめに】
s14お疲れ様でした。s14は約3ヶ月あるということで初2100を本気で目指した結果、無事2100を2ROMで達成、さらにそこから1勝することができました。恐らくもうこの構築をメインの構築として使うことはないので公開します。
【結果】
TN バルブレイク 最高2020 最終18xx
TN Hoshii Miki♪ 最高最終2114 最終49位
TN Lacrima 最高最終2104 最終85位
【使用構築】
・QRレンタルチーム
【構築経緯】
s12で自分が使用した構築である
【s12使用構築】双璧グロクチサイクル【最高2049 2ROM2000】 - fourthlog’s blog
のうちの並びは補完も良く扱いやすかったためこの4体をベースに構築を組み直していくことから始めた。
まず前回の構築は受け崩しの手段に乏しかったためクチートの型を剣舞雷パンチ持ちに変更。それに伴いクチートの範囲が狭まったためメタグロスをより広い範囲に選出していくために性格を意地っ張り個体とした。
ランドロス@拘りスカーフ とカプ・レヒレ@ミズZ は型の変更の必要は感じなかったため続投。
次にこの4体ではギルガルドの処理方法がかなり曖昧であるためギルガルド入り全般に刺せるポケモンとしてウルガモス@ホノオZ を採用。
最後の一枠に求めていた主な要素として
・受け崩しをクチートに一任するのはやや不安が残るため崩しの補助ができる
・既に2枠ずつ消費しているメガ枠やZ枠を使わない
の3点でありこれらに当てはまるポケモンを探していたところ、
自然の怒り挑発持ちのカプ・コケコ@マゴのみ が良さそうだったので最後の補完として採用し構築が完成した。
【個別解説】
メタグロス@メガストーン
性格:意地っ張り
特性:クリアボディ→硬いツメ
技構成:思念の頭突き/冷凍パンチ/アームハンマー/バレットパンチ
実数値:171‐210‐170‐x‐130‐153
努力値:124‐204‐0‐x‐0‐180
〇調整
・H‐B:A156ミミッキュのゴーストZ15/16耐え
・H‐D:C155ゲッコウガの命の珠悪の波動確定耐え
・S:準速100族抜き
最も扱い慣れたいつものメガ枠。
後述するクチートがやや汎用性を落とした型であり、選出のパワーを落とさないためにこちらは積極的に選出できるように技を選択した。メタグロスとクチートを比較した場合総合的な性能が高いのはメタグロスでありこちらを主軸としたのは間違っていなかったはず。アイアンヘッドを切った技構成となっているが、今回はどの技も必須であり入れる余地はない。
選出率1位。
クチート@メガストーン
性格:意地っ張り
特性:威嚇→力持ち
技構成:アイアンヘッド/不意打ち/雷パンチ/剣の舞
実数値:151‐155‐146‐x‐116‐92
努力値:204‐124‐4‐x‐4‐172
〇調整
・A:+2雷パンチでHBドヒドイデ確定1発
EF下+2雷パンチでHBメガヤドラン確定1発
・H:地球投げ3回耐え
・H‐B:A156+1ミミッキュのゴーストZ確定耐え
・H‐D:C179アーゴヨンの大文字15/16耐え
・S:S4振り70族抜き
今回はメタグロスにはない剣舞による崩し性能に注目し受けサイクルを主な役割対象とした技構成。受けサイクル以外だとクチート軸に選出することもあった。主にエアームドを意識したS振りであったが60族付近を安定して上から殴ることもできるようになり使い勝手は良かった。ドヒドイデ入りに対してはクチートで崩してウルガモスを通す動きが強力。ただ終盤ヌオー入りの受けループが繁殖したのが逆風であったためアイアンヘッドはじゃれつくでも良かったかもしれない。あと想像以上にメタグロスの方を選出したため選出率がかなり控えめになってしまったのが残念。
選出率6位。
配分は @volgross さんから頂きました。ありがとうございます!
ランドロス@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:威嚇
技構成:地震/岩雪崩/大爆発/蜻蛉返り
実数値:165‐197‐110‐x‐100‐157
努力値:4‐252‐0‐x‐0‐252
◯調整
・AS振り切り
電気地面の一貫切り、対面操作、威嚇、ストッパー等のサイクルにおいて欲しい要素を一枠で満たせる優秀なポケモン。
準速100族やギャラドス、数は少ないがフェローチェやメガフーディンの上から確実に動けるように性格は引き続き陽気で採用。蜻蛉返り+地震でメガメタグロスを、大爆発+バレットパンチでメガギャラドスをより確実に縛るためにA振り切り。Sは一時期154まで落としていたがスカーフランドミラーへの詰めや、今はほとんどいないが意地HDマンダのストッパーにもなり得るためSにも振りきった。構築で数少ない電気地面に耐性があるポケモンであるため選出機会は多かった。
選出率2位。
カプ・レヒレ@ミズZ
性格:控えめ
特性:ミストメイカー
技構成:ハイドロポンプ/ムーンフォース/めざめるパワー炎/瞑想
実数値:151‐x‐135‐156‐150‐137
努力値:44‐x‐0‐212‐0‐252
〇調整
・C:ミズZでH4ミミッキュを15/16で1発
D4メガリザードンX確定1発
・H-B:A200メガリザードンXの+2フレアドライブ14/16耐え
・S:準速
ずっとメタグロスと一緒に使っている水枠。ミストフィールドと水妖の攻撃範囲が非常に強力。
S125~135のポケモンが多いと感じたためミラーも意識して準速までSを振り切った。これらの上をとれる恩恵は想像以上に大きく基本選出の対応範囲を大きく広げることができた。構築上ナットレイを強く誘うため自由枠の技にはめざめるパワー炎を採用した。
選出率3位。
ウルガモス@ホノオZ
性格:臆病
特性:炎の体
技構成:大文字/めざめるパワー氷/ギガドレイン/蝶の舞
実数値:161‐x‐86‐186‐126‐167
努力値:4‐x‐4‐244‐4‐252
〇調整
・C186とC187のダメ計がほぼ動かないためCを1落としてBD割り振り
・D+1でC161ペリッパーの雨下波乗り確定耐え
ホノオZによって数値受けでは止まらないためカビゴンやHDポリゴン2が入ったカバマンダガルドに対しても選出できる。素で意地メガメタグロスを抜ける、1舞でスカーフランドロスを抜ける点を評価し性格は臆病で採用した。さらに意地であれば雨下のメガラグラージも1舞で抜けるためギガドレインを採用。これにより非常に重かった雨パへの相手視点から比較的見えづらい勝ち筋にもなった。
今回ギルガルド対策として採用したが確実にギルガルド対策をこのポケモンにほぼ一任したのは間違っており複数の処理ルートを用意すべきだった。
選出率4位。
カプ・コケコ@マゴのみ
性格:臆病
特性:エレキメイカー
技構成:ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/自然の怒り/挑発
実数値:172-x-106-116-107-192
努力値:212-x-4-4-92-196
〇調整
・B<D 調整
・H‐D:C172ポリゴン2のトライアタックほぼ2耐え(98.8%)
・S:最速ゲッコウガ抜き
受けることがより難しくなっているゲッコウガを上から殴れるポケモン。ゲッコウガ対面自然の怒りから入ることで襷激流と地面引きの両対応が可能なのも良かった。配分はテンプレのものをお借りした。
選出する際は基本初手に置いて怒り挑発による削りや展開阻害、またクチートやウルガを通しに行く際の積みの起点作りを行う。個人的に壁展開への苦手意識が強かったのだがこのポケモンを採用してからほとんど負けなくなったのが良かった。
選出率5位。
【基本選出】
++
前回の構築と同様にまずこの選出で勝てるかどうかを考える。前回と違いメタグロス→クチートの選出はあまりしなかった。ランドロスで対面操作しつつレヒレグロスで負担をかけていくのが基本的な動き。メタグロスの技範囲を広げたこととレヒレのSを上げたことで対応できる範囲をより広げることができた。しかし今期想像以上にギルガルド入りの構築が増えこの選出ができることはあまり多くなくこの基本選出自体はあまり刺さっていなかったシーズンであったように思う。
主要構築への選出等はリプやDM頂ければ答えます。
【おわりに】
読んで頂きありがとうございました。
初の2100達成に加えて
2100+1勝
2ROM2100
最終2桁順位
と今までの実力を考えれば充分すぎる結果で本当に満足しています。USUM環境最後かもしれないインフレシーズンに乗ってボスラッシュ圏内等より上位を目指すべきだったかもしれませんが後悔は全くありません。
来期以降は積極的に潜る予定はないですが色違いのカプ・レヒレが解禁されるのでそれだけ楽しみです。あとどうでもいい話ですが今回の四字熟語である「鎧袖一触」は簡単に相手を打ち負かしてしまうという意味です。パワー系のメガシンカ2体のイメージにぴったりだったのではないかなと思います。
どうでもよくない話。星井美希は可愛い。
↓最近追加されたSSR。素晴らしいが過ぎる。
興味を持ったそこのあなたはアイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズをやりましょう。
何かあればtwitter (@Metadibule1123)までお願いします。
special thanks
・構築相談に乗ってもらい改善案等を提案してくださったボルさん
・構築試運転のフレ戦に協力してもらったり終盤のレートモチベを上げてくれたさっとんさん
・2000 2100達成に対して祝福の言葉をくださったフォロワーの方々